Profileプロフィール
梅原 和宏
1993年奈良県大和郡山市生まれ
同志社大学神学部中退後、英ブリストルに留学。
帰国後、祖父の会社であるミカサスポーツに入社。野球グラブ職人として修行。
コロナを機にアーティスト活動を本格化。
1950~70 年のニューヨーク派で抽象表現は終わったのか?を問いとし、抽象(非具象)を感覚的非具象=オートマティズムの対となる理性的非具象=アンチ・オートマティズムをコンセプトに作品を制作している。
Statementステートメント
UMEHARA KAZUHIROの作品のコンセプトは主に2つあります。一つ目は「アンチ・オートマティズム」であり、従来のオートマティズムが重視した無意識的・感性的創作に対し、二項対立的アプローチにより理性的・秩序的手法に挑戦します。一定のルールに基づく反復筆致を通じて、文字のようで文字でない非具象的線描を描き、四象限マップにおける理性的非具象という新領域の開拓に挑戦します。二つの目のコンセプトは、「アセミックペインティング」というアセミック・ライティングの概念を内包した、意味性のない記述により鑑賞者による多様な解釈を促進するアプローチでもあります。デリダの差延的解釈、ソシュールの記号論的解釈、ロラン・バルトの作者の死的解釈といった現代思想と連動し、視覚的言語と非言語の中間領域を探求します。